
コールセンター求人で研修時間を確認しよう!
数多くあるコールセンター・アルバイトの求人。
良い職場を選ぶポイントはいくつかありますが、研修はどの程度か?
ということを確認することは重要です。
ちゃんとした研修をしてくれるのか?
そして、
研修期間はどれくらいか?
も、確認ポイント!
短すぎる研修も疑問ですが、長すぎる研修もおすすめできません。
研修が長いことを求人に記載してしまうと、人が集まらないので、記載されていない場合すらあります。
電話で問い合わせたり、面接の時に確認するようにしましょう。
長すぎる研修は、避けよう!
初めてコールセンターでアルバイトしようという人は、長期間の研修が組まれているコールセンターは避けたほうが無難です。
長すぎるって、どのくらい?
と思うかもしれませんね。
2週間以上の研修期間が設けられているコールセンターは、避けたほうがいいでしょう。
そもそも、2週間かけて覚えられないほどのオペレーションって、どういうものか?
その原因は、下記のどれかまたはその複合だと思っていいでしょう。
- 優秀なトレーナーがいない
- トレーニングのプロセスが構築されていない
- コールのフローが最適かされていないため、最初から全部覚える必要がある
- KM(Knowledge Management)が統一されていないため、覚えるまでデビューできない
- 品質にこだわりすぎるために、なかなか実践に入れない
- コールセンター全体のシステム化が遅れているために、必要な情報が整備されていない
研修に2ヶ月もかかるようなコールセンター では、上記のほとんど全部が当てはまります。
きちんとスキル分けされ、情報もデーターベース化されてすぐに取り出せるツールがあれば、1週間でコールにはデビューできます。
つまり、長い研修を設けないといけないコールセンターは、実践に入ってからも躓きやすいダメなコールセンターです。
このようなコールセンターでは、研修を無事終了して、実際のオペレーションに入っても効果が上がりにくく、ずっと苦労することになります。
例外はあり!公的な資格が必要なケースも。
ただし、コールセンターによっては、公的な資格を取らないと電話に出れないという業務を実施しているところもあります。
その場合は、例外です。
習熟度の問題ではなく、資格の問題で研修を長めにとっているのであれば、OKでしょう。
資格を取るまでは、お客様対応ができないため、その間、時間をかけて丁寧に研修をするというケースもなくはないです。
ですが、大抵のコールセンターでは、教える側やマネージメント側が、
「自分たちの業務は特殊で複雑なのだ。」
という思い込みが激しくて、効率化や最適化に意識が向いていないだけなのです。
先進のコールセンターは、ウェブによるビデオ学習も!
ある程度の基本スキルを教えたら、あとは、OJTで自己学習しながら独り立ちできるプロセスを模索すべきです。
情報の整理やスクリプト・テンプレートなどのツールを整えることで、研修期間はかなり短縮できるはずです。
アマゾンのような大型のコールセンター では、ウェブによるビデオ学習ツールを一部導入しています。
ビデオやスライドを使って、自分のペースで学習し、最後に知識確認テストを実施してスコアも集積するという仕組みです。
同じ研修期間を使っても、このようなテクノロジーを駆使しているコールセンターでは、多くの学びが得られますよね。
研修期間の時給も要確認!
そして、多くのコールセンターで、
『研修期間は時給が安い』
ということもあります。
要するに、まだ教えてもらっている身で、業務に貢献していないため、その間は平均で100円程度時給が安い場合があります。
基本的には、ほとんどの求人広告には、研修期間の時給が安い場合は、その旨を記載しなければいけませんが、面接で初めて知るという場合もゼロではありません。
電話での問い合わせや最初の面接段階で、研修期間とその時給についてはしっかり確認しましょう。
また、研修終了、時給の改定は何をもって判断されるのかも確認ポイントです。
研修の最後にスキルチェックテストなど、理解度を測るテストがあることがほとんどです。
そのテストでパスしないと時給が上がらないということもあるかもしれません。
多くの時間をかけたにも関わらず、電話デビューできなくて、途中で脱落して辞めていく人が多いコールセンターは避けたほうがいいでしょう。
コールセンターは、どこも人材不足が深刻な昨今。
できるだけ、良い職場環境を間違いなく選びたいものです。