
『緊急事態宣言』で深刻化する経済のデコボコ!
『緊急事態宣言』が発令され、さらにその範囲が日本全国となった今・・・。
今まで『当たり前』だと思っていた社会の在り方が、大きく変化しようとしています。
個人的にも、行きつけのマッサージ屋さんが休業をしてしまったり、銀座の美味しいお店が並ぶ街もひっそりとしてしまっています。
大好きだった京都・先斗町の行きつけのお店からも、閉店のお知らせメールが届きました。
今後は、お店は閉じて、家庭で楽しめる料亭の味を通信販売で始めるそうです。
このように、今までの業務形態を変えないといけない店舗や事業がある一方、猫の手も借りたいくらい忙しい仕事もありますね。
いつも宅配に来る佐川急便やヤマトは、家にいるにも関わらず、置き配や宅配ロッカーに残す場合があります。
感染リスクというよりは、時間がないんだろうと思います。
エレベーターを待つ時間も惜しいのでしょう。
こんな事態だから、毎日家にいるにも関わらず、宅配ロッカーをチェックしに行っています。
急に仕事がなくなった人々がいる一方で、寝る暇もないくらい忙しい人もいるわけです。
私も、日々、お昼を食べる時間もないくらい忙しいです。
自宅にいるので、トイレもすぐそこなのに、行きそびれてしまうこともしばしば・・・。
コールセンター事業でも人員のデコボコが!
そして、コールセンターも、その業種や仕事の種類によって、仕事が急になくなってしまった人と、全く人員が足らずお客様からのお問合せに対応しきれないコールセンターがあります。
幸不幸は、見解さまざまありますが、どちらも大変なことには変わりありません。
デコボコとなる業務の繁閑の差は、業種によるインパクトだけではありません。
緊急事態宣言に影響を受けず、稼働も今まで通りのコールセンターでも、人員不足が発生しています。
なぜなら、今まで働いていた人員が、様々な理由で働けないからです。
主な理由は、
- 子供の学校や保育園が休みになり、家にいるから自分が働きに出れない。
- 家族に肺の弱い高齢者がいるので、万が一自分が外で罹患してうつすと大変。
- コールセンターの職場環境が3蜜に近いので、怖くて出勤したくない。
- 親が心配して、アルバイトは辞めろと言った。
と、このような理由で、コロナ感染予防のための人員不足があちこちで起きているのです。
意外と感染リスクが低いコールセンター職場
では、コールセンターの職場は、感染リスクが高いでしょうか?
あくまでも、私個人の意見ですが、感染の危険度や感染経路について、テレビなどの報道にあおられ過ぎているところもあるのでは?と感じます。
コロナ感染に関わらず、コールセンターは、インフルエンザや風邪が流行しやすい環境にはあります。
政府がテレビで散々言っている3蜜の可能性が高いですからね。
私物が少ないコールセンター環境
コールセンターにおける感染者が0ではありませんが、特に多いかと言うと、決してそんなことはありません。
もちろん、何もしなければ、通常のインフルエンザや風邪のように広がりやすいとは思います。
しかし、それは一般のオフィスと大きく変わらないでしょう。
むしろ、コールセンターは、個人情報を扱うため、L3環境といわれる部屋で業務を行うのが一般的で、私物などは持ち込めないようになっているところが大半です。
ウィルスが付着したものをセンター内に持ち込むリスクが低いです。
湿度を高めに保つ場合あり!
そして、コールセンターは、ずっとお客様とお話をするため喉が渇きます。
きちんとしたコールセンターでは、湿度を高めに設定できるようにしています。
コロナウィルスは、湿度が高くなると死滅する菌ですから、外から侵入した菌が長く生き残りにくい環境と言えます。
普段から、加湿器などを置いて湿度管理しているコールセンターは多いですね。
時差出勤のメリット!
また、コールセンターは、9時~18時のような通常のオフィス・アワー勤務が比較的少ないです。
24時間コールセンターや、午後から夜にかけてがピークタイムの業務など、一般の事務職などとは違う動きとなりやすい業種です。
土日・祝日もオープンするところがほとんですから、変則的なシフトを組まなければなりません。
ラッシュ・アワーを避けて出勤できるのも、リスクが低いですね。
パテーションとヘッドセットは、リスク軽減!
そして、コールセンターで良く見る風景としては、各オペレーターが座っているデスクの前や横にあるパテーション。
日本の一般事務オフィスでは、あまりパンテーションで囲まれたオフィスはありませんね。
前の席に人が座っていても、パテーションがあることで、飛沫が飛びにくいと考えられます。
さらに、電話機を使う時のヘッドセット・・・。
マイクの部分をきれいにふき取ったり、クッションを付け替えることで感染防止対策はできます。
電話自体もCTIシステムを利用した自動入電・自動発信であることが多いため、電話機のボタンを押下するようなことはほとんどありません。
一般的なオフィスのビジネスフォンより、圧倒的に衛生面を保ちやすいのです。
細心の注意を払って経済活動をすべき!
何でもかんでも自粛すると、経済が危機的な状況になります。
今、すぐに仕事につける職種もあります。
コールセンターは、未経験からでも始められるところが多いですね。
手洗いや消毒、マスク着用、人と間隔をあけて着席する職場環境など、細心の注意を払いながら経済活動をしましょう!
多くのコールセンターでは、在宅エージェントも募集しています。
少しでもやれそうなことから、何でもやって行かないと、政府の保証を当てにしていても未来は開けないですね。